この記事は2016年当時の情報で記載しています。
小学生の通信講座でタブレット?紙?と迷っている方には下記の記事をお勧めします。
なお、各教材の特徴を比較したいということであれば過去記事も有用だと思います。
よろしければご一読ください。
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実際に3社を使ってみた後のタブレット教材比較&Z会タブレット・スマイルゼミ・チャレンジタッチを受講した感想はこちらへどうぞ
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タブレット教材の最後は、新年度からタブレット教材本格始動のZ会。
以前、小1の時。
チャレンジタッチの初年度に入会して、サーバー落ちるわ、教材ダウンロードできないわ…etc トラブルに見舞われたことが過ぎらなくもないですが、Z会はタブレット学習について人数を制限してプレ導入をしていたらしいので、大丈夫!と思いたい;;
考えさせる良問揃い Z会
教具もなければ、特定のキャラクターもない。
スマイルゼミのようにご褒美アプリもない。
でも、基礎問題から、よく読んで考えるように仕向ける良問まできちんと網羅されているZ会の教材は、そういう問題に手応えを覚える子どもと、きっちり学力を養っていきたい親好みの教材といえるのかも。
元々ムスメがZ会を選んでいたのは、親と一緒に取り組む経験学習が好きだっただけで、考える問題が好きだというわけでもないんだけど。
タブレットだと経験学習はなくなっちゃうんだけど、ムスメ的にそれはいいのかな?
そんなZ会のタブレット、新小3コースはどんな感じでしょうか。
科目
・国語
・算数
・理科
・社会
・英語
・総合
*総合とは、他教科のいろいろな知識を組み合わせて総合的に思考する科目のようです。HP掲載の小3向け体験版では、『人の話を聞く』ということについて、どうしたら必要なことを聞き逃さないで済むか考えてみるという内容でした。
この総合が、他2社にない、Z会オリジナル科目です。
タブレット
iPadとアンドロイドタブレット。
学習に必要な推奨機種は多少限定され、自前で購入するか、Z会会員サイトからの購入かを選ぶ。
2016/02/07現在新規入会キャンペーンにて、会員価格から更に1万円引きというのをやっているので、タイミング次第でかなり安く買える可能性も有。
チャレンジタッチのハイブリッドコース同様、親の方で閲覧制限やアプリのダウンロード制限、利用制限設定などの管理を要する。
費用
月々払い 7029円
年払い 77760円
(年払いをひと月換算すると6480円)
他社のタブレット教材より高っ!
スマイルゼミもチャレンジタッチも4000円台~なのに、いきなりの7029円!
価格に見合う内容、なんだよね?
順番にチェックしていこうと思います(`・ω・´)
1日の学習目安時間
1日30分。
デジタル授業15分+練習問題15分。
これだけで、他社の2~3倍の時間ということになります。
今、紙ベースでやっているZ会よりはデジタル授業の時間がある分、長めかな。
この授業映像が15分間飽きずに見ていられる構成なのかってところが、心配といえば心配かな。
紙ベースの教材
・漢字トレーニングブック
・8月と3月の確認テスト(添削問題)
*紙での添削問題は8月と3月のみながら、タブレット上の担任による添削は毎月1回有。
Z会タブレットの特徴
・個別担任制
チャレンジタッチハイブリッドコース同様、個別担任制。
チャレンジタッチと違うのは、毎月の添削問題はデジタル上でやり取りすること。
・記述問題を重視
タブレット教材はどうしてもABC答えはどれ?って選択制が基本になるけれど、Z会はHPで記述重視を謳っている。
これは日常に取り組む問題の構成がそうなっているのか、毎月の添削問題でフォローするようになっているのかまでは不明だけれど、どうなんだろ?
HP掲載の体験版を見ると、答えがいくつかあって選ばせるのではなく、答えを書かせるっていうのは確かに多いみたい。
この場合心配なのは、タブレット側の認識度合い。
正解を書いても×がつくっていうのは子どものモチベーションを著しく下げるから、そのあたりをどう工夫しているのか気になるところ。
・月に1度の早ときイベント
『月に1度、ドリル形式の問題に全問正解するまでの時間を競い合うタブレット上の参加型学習イベントを実施します。ランキングで他の参加者の取り組み結果などを確認できるので、全国の仲間の存在を意識し、お互いに高めあうことができます』
だそう。
スマイルゼミの時、計算ドリルでタイムを短縮していくべく繰り返し取り組むうちにかなり計算力があがった(ような気がする)ムスメには、結構ハマるイベントかも。
・スケジュール自動作成
似たような機能はスマイルゼミにもチャレンジタッチにもあって、どちらの教材も画面を開くと、今日はこれとこれをやろうねって表示がでたりする。
Z会は1ヶ月のスケジュールを生成してくれて、やらない日があったりすると、随時リカバリーしてくれるそう。
・保護者からのメッセージ送信
他社同様、タブレット上でメッセージを使って学習の進捗状況を把握し、メッセージをやり取りできるそうな。
もっとも、iPadとかを使うことを考えると、普通にラインも使用できちゃうんですけどねw
・電話による学習サポート有。
チャレンジタッチ同様、電話による学習サポート有。
これは学年があがるほど、必要になってくるサポートだと思う。
親だとつい「こんなこともわからないの?」みたいなイラっとした気持ちが出てしまうことがあるけれど、第三者によるサポートならばそういう心配ないし。
まとめ
価格が高いなりに、問題数はそれなりにありそう。
『確認問題・練習問題では、まちがえた問題があれば繰り返し、早く解き終わった場合は、さらにスペシャル問題に取り組みます。苦手教科や苦手分野をいち早くなくし、得意分野では応用力をぐんぐん伸ばします。また、国語・算数・理科・社会の毎月の提出課題では、練習問題のでき具合に応じて、2レベルの問題を出し分けます』
とHPに記載されているので、出来る子は発展問題が表示されていくし、躓いている子は基礎問題のが表示されていくという機能はきっちりしているみたい。
1日10~15分くらいの学習をさせたいか、それとも毎日30分は学習して欲しいかというのもどの教材を選ぶかっていう選択基準のひとつになりそう。
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実際に3社を使ってみた後のタブレット教材比較&Z会タブレット・スマイルゼミ・チャレンジタッチを受講した感想はこちらへどうぞ
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2016 Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 1
2016 Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 2 スマイルゼミ編
2016 Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 3 チャレンジタッチ編
2016 Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 4 Z会編
2016 Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 5 比較まとめ