Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 3 ~チャレンジタッチ編~


小学生の通信講座でタブレット?紙?と迷っている方には下記の記事をお勧めします。

なお、2023年現在で高校受験までを終えて、小学校時代の通信教育、スマイルゼミ、進研ゼミ、チャレンジタッチ、Z会、スタディサプリ、ブンブンどりむなどムスメが実際に受講したものについて、改めて振り返ってまとめた記事もありますので、よろしければどうぞ。

  

さて、前回はスマイルゼミの新小3講座についてまとめてみました。

Z会 vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミ2~スマイルゼミ編~

今回はベネッセの進研ゼミ、チャレンジタッチ新小3講座についてまとめてみようと思います。
なおこの記事は2016年当時の情報、金額で記載しています。
現在の金額などで比較検討されたい方はこちらの記事のほうがいいかもしれません。

目次

しまじろうからそのまま進研ゼミへ? チャレンジタッチ

いったい何割の乳幼児の心を魅了しているのかわかりませんが、しまじろうとその教具はホントうまいこと子ども心を掴むように出来ていると感心します。
ムスメは赤ん坊の時こそそれほどしまちゃんLOVEではありませんでしたが、保育園にあがる頃にはこどもちゃれんじのDVDを進んで繰り返し見るようになってました。
子どもの心を惹きつけるノウハウは、ある意味ダントツだったりして。

そんなベネッセのチャレンジタッチ。
始まったばかりの最初の年、小1の春~夏までやっていました。
導入当初はサーバーが不安定だったり、あれこれトラブルもありましたが、3年目の今年、そういう問題はおおよそクリアしているはず。
新小3のチャレンジタッチはどんな感じでしょうか。

科目

・国語
・算数
・理科
・社会
・英語
(↑英語について追記:英語はおまけ程度で考えた方がいいです。下記の英語コースを契約しないと、単語学習程度しかありません。本科としての科目は実質、国算理社の4教科)

*英語は別料金で専用コースや、オンラインで講師と会話が出来る有料チケットも有。

*タブレットコースに2種類有り、紙ベース教材を多く取り入れたハイブリッドコースというのもあるのが特徴。

*標準コースの国語の教科書対応は1部未対応につき、通う学校の採択している教科書によっては、学習内容が教科書に沿わない。

タブレット

◆標準コース

オリジナルの専用タブレット。
入会すると無料で貰える。
(厳密に言うと先着50万名様と書かれているけれど、多分基本的に入会者全員じゃなかろうか?)
スマイルゼミ同様、親のほうで特別な設定をしなくても、インターネットへの閲覧制限・ダウンロード制限がかかる。
ほぼチャレンジ用としてしか使えないが、チャレンジ推奨のアプリや動画などは入っている。

◆ハイブリッドコース

iPadのみ。
自前で購入するか、チャレンジのレンタル→購入システムを利用するかを選ぶ。
学習専用タブレットではないので、親の方で閲覧制限やアプリのダウンロード制限、利用制限設定などの管理を要する。

費用

◆標準コース

月々払い 4062円
年払い  41100円
(年払いのひと月換算は3425円/月)

◆標準コースのタブレット補償

1836円/年

このサポートに加入していると、壊してしまったり水濡れさせてしまった場合でも3240円払えば交換してもらえる。
このサポート未加入だと、交換費用14364円。
スマイルゼミ同様、一度やめてまた新規で入会し直した方が、タダで最新のタブレットに交換できてよかったりしてw

◆ハイブリッドコース

月々払い 4419円
年払い  44712円
(年払いのひと月換算は3726円/月)

◆英語
英語 毎月払い2100円 会員価格
   年払い 24480円 会員価格
(年払いのひと月換算は2040円/月)

オンライントークで先生とお話できるレッスンも有。(チケット制の別料金)
基本的に2日で15分くらいの学習量。
講師とのトークも15分くらい。

◆ハイブリッドコースのタブレット

iPad Airを例にすると。
最初の2ヶ月はレンタルで、月2480円。
3ヶ月目から、購入かレンタルを選べます。
買い取りの場合は、お客様サポート&故障対応付で46224円。
つまり、買い取った場合の総支払額は51184円。
アップル製品でサポート付なら、まぁそれなりなお値段かな。

ちなみに月2480円のレンタルを続けた場合、36ヶ月で追加料金なしの客所有ということになるそう。
2480×36=89280円。

仮に1年でやめちゃうとなると、
2480円×12=29760円。

iPadなら持ってるのもいいかと思えるから、私なら3ヶ月目で買い取りを選ぶかな。

1日の学習目安時間

1日10分。

スマイルゼミより少ない!
1か月の学習量:国語・算数・理科・社会の4教科、平均的に全計17回で、キャラクターがオススメしてくれる講座に取り組んでいけば全部終わるようになっている模様。
もちろん自分の好きな講座からやっていくのも、可能だそうです。
ただ、これは標準コースの目安みたいで、ハイブリッドコースのデジタル教材は授業1回が15分、かくにんチャレンジが1回10分と書かれていたので、ハイブリッドコースだともうちょっと多めの時間(15分位)になるのかも?

紙ベースの教材

◆標準コースについて

標準コースでは、紙ベースのものは下記の通り。

・年3回の赤ペン先生による添削指導。
・4、8月に届く実力アップドリル。
・4、8、12、3月の実力診断テスト。
・テストばっちり問題集上下巻。
・4月に届く小2のおさらいドリル。

◆ハイブリッドコースについて

・赤ペン添削指導は、実力診断テストのある8、12、3月を除き、毎月。
・赤ペン先生は担任固定制。
・8、12、3月の実力診断テスト。
・4月に届く小2のおさらいドリル。

毎月の添削指導と、標準コースとはデジタル問題の内容がいろいろ違うこともあり、科目別のドリルは届かない。

このハイブリッドコースは、デジタルだけじゃちょっと心もとないのよね(´・ω・`)という親心をよく理解しているコースになってる印象。

2つのコースの違い

なんといっても紙ベースの学習の量が違いますが、それは先に書いた通りなので、デジタル教材について。

そもそもこのデジタル教材の問題構成が、標準とハイブリッドではいろいろ違うようです。
そりゃまぁ、独自タブレットとiPadならiPadのほうが出来ることは多いよね。

1番の違いは算数。
学年を超えたレッスンを受講可能。
つまずきは前の学年までさかのぼって解消、得意なものはどんどん先へ進める。
これは出来る子にも出来ない子にも、とても親切なシステムだと思います。

次に担任制。
標準コースは赤ペン先生が固定ではないけれど、ハイブリッドコースは固定担任。
毎月きちんと取り組むという前提で、その子が間違えがちな内容を把握している先生に添削をしてもらえるというのはいいんじゃないでしょうか。

あとはアプリ。
特別教材(付録アプリ)は、チャレンジタッチで高評価だったアプリに加えて、さらに学年を超えたものや新しいアプリも組み合わせてお届けすると記載されていたので、興味があればどんどん先の学年で習う要素にも触れていけるようになっている。

タブレット代金を無視して考えると(いや、そこが高いんだけどね!)、標準コースと大差ない価格でこれだけ違うなら、ハイブリッド制の方がいいなぁ。

その他

標準コースについては、1日の学習を終えるとご褒美コーナーに入室でき、そこでアプリなどで遊べるようです。
遊べる時間の制限時間は1日最大30分。
スマイルゼミの半分の時間と思うと結構短い気がするんだけど、世のお母様方は子どものデジタルゲームの遊び時間はやはりあまり長くしたくなくて、その意向を汲んでる的な感じなんでしょうか。

ハイブリッドコースについては、仮にこの30分制限が適用されていたとしても本体がiPadですからねぇ。
親がきっちり設定してやらないと、無制限遊び放題になるだけでなく、課金やら出会いやらいろいろ危ない要素も……。
逆に言えば、家庭で早くからネットリテラシーを学ばせていく機会になるかも。
このあたりは、親が頑張らなくちゃですね。

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実際に使ってみた後のタブレット教材比較&Z会タブレット・スマイルゼミ・チャレンジタッチを受講した感想はこちら

進研ゼミと他社比較で決め手のひとつになりそうな情報も掲載してみました。お役に立てれば幸い!
→ スマイルゼミ VS チャレンジタッチ 2 ~進研ゼミにしかないもの~

2018年度の比較

2018年 新年度のチャレンジタッチとスマイルゼミを比較してみた!~受講費編~

2019年度も比較開始しました~!

【2019年】Z会 vs まなびwith vs チャレンジタッチ vs スマイルゼミで比較 1 ~はじめに~

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