スマイルゼミ VS チャレンジタッチ 2 ~進研ゼミにしかないもの~

スマイルゼミとチャレンジタッチの比較その2。
前回は価格を比べてみたわけですが、今回はその価格に関連してひとつだけスマイルゼミがチャレンジタッチ……というか進研ゼミに敵わないな、と感じているものについて書いてみます。

スマイルゼミにもZ会にもなくてチャレンジタッチにあるもの

まず我が家の結論としては、紙ベースの通信教育ならば。

Z会 > 進研ゼミ

これは、Z会が特別な発展コースを受講しなくても、低学年のうちからうまくひねって考えさせる問題を日常的にテキストに取り込んでくれているからです。
基礎力重視でいくならば、進研ゼミもかなりきっちり丁寧に基本をおさえていていいと思います。

ただ、ならば誰でもZ会からやればいいかといえば、その子によっておすすめは異なります。
というのも、Z会は基礎ができている前提で、そこから思考させる問題が多めなんですね。
これって負けず嫌いの子とか、粘り強い子、ある程度勉強ができる子にはすごくいいし、伸ばすことができるんですが、そうでない子は学習教材に取り組むことが嫌になっちゃう。

ですから、子どもの学力、ないしは性質を見極めて教材を設定する必要があります。
進研ゼミは基礎の基礎から丁寧に積み上げてくれるので、進研ゼミの方が楽しく学習できる!という子は、進研ゼミを選ぶんでもいいんじゃないかなと思います。

ちなみに紙ベースならば国語教材のブンブンどりむも選択肢に入れることを勧めたい!
特に新小1!
以前にもどりむについては書いているので、よろしければそちらを読んでみてください。

小1の通信教育 振り返ってみると、1番よかった教材は

小1に限らず低学年のうちはどりむ一択っていう選択肢はアリだと思います。
うちは今ムスメが小1に戻ったとしたら、ブンブンどりむだけをやらせるかな。

次にタブレット教材ならば。

スマイルゼミ ≧ チャレンジタッチ >>>>>> Z会

Z会のタブレット教材については受講していた時にいろいろ書いたのでそちらを見て頂くとして。

2023年追記:ただし、下記記事はZ会がタブレット教材を開始したばかりの頃のものなので、入力の認識については今はもうちょっとよくなっている可能性があります。
ただ、現在も解答の際には選択よりは記述させる解答に力を入れていたり、子どもに正誤を判定させての○付けという点については大きな変更はないようです)

Z会の小学生タブレット講座、子どもの勉強に対する意識の高さがないと勉強にならないかも。特に国語!

Z会、新学年のタブレット学習を開始したら、予想していた通りの問題と予想を超える問題発生(追記済)

この1年でどのくらい問題点を把握できたのかによって、来年度のZ会タブレットの様子が変わってくるかもしれません。
ただ、Z会タブレットはそもそもの方針で子供の学習に対する高い自主性を求めていると思うので、学習に関する意識の高い子供ならばいいのかも。
うちは無理w

で、スマイルゼミ>チャレンジタッチという点はまた別の記事に順繰り書いていきますが、今回はそういう優れたいろいろを置いておいても、チャレンジタッチや進研ゼミのここは他社の追随を許さないなってところを書いていこうと思いマス。

進研ゼミは子どもに安心して見せられる電子図書館を持っている!

本はたくさん読んで欲しい。
でも児童書も絵本もお財布には優しくない……。
本だけはなるべくケチらず買い与えるようにしていますが、それにしたって児童書は新書版の本でもない限りは当たり前に千円超えだったりするじゃないですか?

本を買ってあげながら、あぁ私の読むような文庫本なら2~3冊買えるのに……なんて思うこともしばしばですよ。

そこで考えたのが電子書籍の読み放題プラン。

電子書籍、読みますか?
私は電子書籍で読むのは基本的に漫画ばかりですw
本は紙をめくって読みたいし、本棚に並べておきたいので電子書籍でほとんど読みません。

でも、これからの世代の子は、段々と電子書籍の比率が高まっていくのかなと思います。
なにしろ生まれた時から親が目の前でスマホを触っているのを見ているわけですし、人によってはスマホで赤ちゃんをあやすなんて話もききますし……。

で、好きなだけ読める、でも子どもに安心してアクセスさせられるサービスはないものかと調べてみたんですね。

最初に考えたのはAmazon。
月額980円の読み放題プランならリーズナブルじゃないか(*゚▽゚*) って。

結果。
やめときました。
まず児童書以外が多いこと。
そして何より、閲覧ページから直接本が買えちゃうんですよ。
私自身がAmazonを利用していてクレジットカード情報が登録されていることもあり、子どもがクリックしているうちどんどん決済されていっちゃうだなんて笑えませんよ、ええ。

次に考えたのが絵本ナビのプレミアムサービス
月額300円以下だし価格は悪くない。

……でも本のラインナップを見れば、より低年齢向けで、そろそろ絵本よりは文字メインの本へと移行しているムスメにはちょっと合わない。

とにかくいろいろ調べてみても、これというのがありませんでした。

そこで、ベネッセのまなびライブラリーですよ!

これは進研ゼミかチャレンジタッチを受講している会員しか利用できないサービスです。

まなびライブラリー。
チャレンジタッチからだけでなく、PCやタブレットからもアクセスして閲覧できちゃいます。

約千冊の本が読めて、なおかつちゃんと新刊が投入されて入れ替わる!

本だけではなく、動画もありますよ。

ムスメは恐竜のシリーズが気に入っていて、よく見ています。
なんだろ……NHKとかでやる恐竜スペシャルみたいな番組があるじゃないですか?
ああいうのの、テーマをしぼった短時間版って感じの動画ですね。
一緒に見ていても結構面白いです。

まなびライブラリー教材舘には参考書も!!

これが、会員は別料金を一切支払うことなく利用できちゃうわけですよ。
進研ゼミやチャレンジタッチの月会費が4000円くらいなわけですが、このまなびライブラリーが無料で付随してくるっていうのはすごくお得感があります。

実際ムスメは受講時にちょうど戦争の話を聞く機会があって興味が出たのか、それに関する本をいろいろ読んだり、お気に入りのシリーズ本を見つけてどんどん読み進めたりしていました。
スマイルゼミを選んだものの、これだけは進研ゼミ、チャレンジタッチを受講しないと利用できないものなので悔しい!

まなびライブラリーを独立して契約できるなら、月に1500円前後は払ってもいいかなと思えるくらいのサービスです。

とまぁさすがのベネッセなのです。
散々情報収拾をしたけれど、内容甲乙つけがたい!って方はこんなオプションも視野にいれて選ぶのもいいかもしれないですよ♪

読んでくださってありがとうございました。

高校受験を終えて、小学校時代の通信教育を改めて振り返り、なにがよかったかをまとめた記事もあります。
よろしければご覧ください。

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