小1の通信教育 振り返ってみると、1番よかった教材は

ランドセルを選んだり、卒園式や入学式の服の準備の傍ら、書店で小学校入学準備号なんてドリルが並んでいるのをパラ見したら、普通にたし算ひき算が載っていて、

「あれ?……うちの子もしかして、ヤバイ?Σ(゚▽゚ノ)ノ」

とドキドキしたりした日が懐かしいです。

うちの保育園は、年長さんともなるとひらがなの読み書きは一応一通りできるようになっていましたが(いえまぁ時々鏡文字書いてみたり、不思議な字を書いたりしてたけどw)、算数的なものは特に勉強せず。

かといって、当時Z会をやっていたけれど、そちらでもたし算ひき算はなかったです。(そういう考え方を使うような問題はあったような気がするけれど)

お受験しない公立小学生でも、このくらい出来るのが当たり前で新1年生??
書店に並ぶ入学準備号を見るに、ちょっと心配になり始めたのが年末の頃。

そんな心配に引っ張られて、小1の通信教育をあれこれ調べだしました。

候補にあげたのは、Z会ドラゼミ(今でいうところのコナンゼミですね)・チャレンジ・知の翼(*知の翼は現在終了しております)、そしてブンブンどりむです。

 
この中で幼児時代から続けて来てないと難しく感じそうだと思ったのは、ドラゼミ。

保育園時代にも資料を取り寄せ、他社と比べてやや難しめの印象があった教材なのですが、小学生講座でも、Z会よりひねりのある問題がいくつもありました。

ただ、うちは当時ドラえもんを見ていなかったので、キャラクターに馴染みがなく、ムスメがまったく食いつかなくて見送ったんですよ。

こんなことなら保育園からドラゼミやっといたらよかったのかも?

そんなことことは後の祭り覆水盆に返らず十日の菊六日の菖蒲。

目次

で、どうしたか?

並べた資料を前に相談すれば、タブレット教材に食いついたムスメは、しまじろうで馴染みのある進研ゼミチャレンジタッチをセレクト。
小1で紙に書く勉強が全然ないのは心配ってことで、ブンブンどりむも一緒に受講することにしました。

このブンブンどりむ
知る人ぞ知る小学生の作文通信教育です。

作文といっても、そこは小1向け。
ごく簡単なお手紙や絵日記を書くイメージです。

毎月、課題と薄めの絵本、それから添削シートが2種類届きます。
絵本については、例えば「はるがきたよ」という絵本を読み聞かせてやって、その後、自分が見つけた春をこんな風に書いたり。

16020902

今日の出来事を絵日記にしよう♪ということでこんな風に書いたり。

16020901

上記2つが、小1の4月の課題でした。
Z会の経験シート(その月の決まった課題を実践して、それについて書くというもの)以外では、他社でもここまで文章を書く課題ってなかったので、結構書かせるなぁと思いました。
しかも、月に2つの課題。

で、返ってきた添削を見てびっくり。
びっしり書かれているだけでなく、とにかく褒めてある!
文字がいいと褒め、文章のここがこうだからいい、ここがわかりやすくていい、これがよく表現できている…etc

これだけ褒められるとムスメも気分がよく、次も褒められるように頑張ろうとせっせと課題に取り組むんですよ。

結局学校の宿題が増えてきて、宿題+通信教育+習い事の量のバランスをとるべく半年ほどでやめてしまったのですが。

今考えると、小1の通信教育はブンブンどりむ一択でよかった気がする!

 
1年でやるくらいの算数なら、その子のレベルにあったドリルを1冊買ってきて親が見て上げれば、多分十分。
よほど先取りをして進めて行きたいっていうんでない限り、通信教育はなくてもいいくらいだったなと今振り返ると感じます。

逆に読み取る、書いて表現するっていうのは、小1からどんどんやっといた方がよかったと、その後学年が進んで、算数の文章問題で時々躓くムスメを見ていて強く思いました。

実際問題、ムスメもお気に入りの教材だったので、どりむを続けたい気持ちはあったようなのですが、遊びの時間とタブレットのアプリの誘惑には勝てませんでしたw

もしもムスメの下に弟妹がいたら、小1からブンブンどりむだけをやらせたと思う。

そんな、どりむ。
半年でやめてしまったムスメではありますが、効果はちゃんとあったようで、夏の読書感想文は賞をとってきました♪

読書感想文なんて、私は大っ嫌いだったからやろうとも思わなかったけど(* ̄m ̄)プ

ブンブンどりむ新学期スタート前、早く入会すればするほど、新学期前にもプチ添削が数回ついてくるわ、受講費が安くなるわで、結構お得です。
うちもこの特典欲しさに、入会したしw
ですから、一度資料請求をしたりブンブンどりむ公式HPに掲載されている、その時ついてくる特典などをチェックしてみるといいと思います。

どうしてもこの教材に戻らせたい!とムスメが小学生当時そこまで強く思ったわけではないものの、続けさせていたらもっと語彙が増えただろうなぁ、表現力が養われただろうなぁとちょっと惜しく思ったものです。
ちなみに、小学校生活を終えて中学生活を開始して当初はつくづく思いました。どりむを続けさせればよかった!

日本人は識字率がすごく高いのに、読解力となると世界でもどちらかというと下位になるとか。
読めたからといって、わかっているわけではない、ということですね。
これって国語に限らず大問題で、やはり文章力というのはどの科目にも通じて必要な力。
今ムスメが新小1に戻ったなら、小3くらいまではブンブンどりむをメインに家庭学習を組み立てるかも。

ムスメみたいにお友達とお手紙交換するのが楽しい♪っていう子は、ブンブンどりむは結構ハマって伸びるんじゃないかなと思います。

予算が許すなら、小1の通信教育は進研ゼミにしろスマイルゼミにしろ、1日の学習時間は1日10分とか15分程度とかなり短い時間でできるようになっているので、ブンブンどりむ+何かで構成してもそこまでの負担感はないはずです。

読解力が大事なのはわかるけれど、国語だけを通信教育でやらせるのはねぇ、やっぱり算数とか他の科目も普通に取り組ませたいのよ、というおうちは、コナンゼミ、進研ゼミ、スマイルゼミがあわせ教材としてはお勧めです。
子どもがやや難しめの問題でも根気強く取り組めるならZ会もいいかもしれません。

コナンゼミは元々ドラゼミ時代から作文学習にも割と力を入れていた教材で、まなびwith→コナンゼミになってからもそれが引き継がれ、作文や読解、文章題の図化や図形に力を入れていますと謳っている教材なので。
論理的思考を養っていくパズル的な問題も割とありまして、子どもは勉強してるというよりも一生懸命クイズやパズルに取り組んでいるつもりが、いつのまにかそういう力が育っている的な問題がよくあります。
正攻法の文章題で思考力を養うのがZ会だとしたら、コナンゼミはクイズやパズルに見せかけていつの間にか力をつけさせていくという感じです。

なんにしても、小学1年生、小学校のスタートをきる時の学習教材は悩みますよねぇ。
私は資料請求しまくって、サンプル教材をムスメにやらせてみたりして反応をみたりもしました。
教材がよくても子どもとの相性もあるので

どの学年でもそうなんですが、学習教材って割と夏休みに1学期の総復習まとめってのをやってくれるんですよ。
だから、4月からとりあえず何か始めてみて、あわなそうなら夏休み前に乗り換えちゃえばいいと思います。
乗り換えても、夏休みで十分修正がきいちゃいます。
 

ちなみにその後のムスメですが、小学生活で通信教育ばかりやった反動か、中学校では1年生の途中から「お友達と通いたい!」と塾に行きました
とはいえ、小学校でやった通信教育で家庭学習の習慣ががっつりついていたのは強みとなり、内申を上位キープで高校受験時にすごく助かりました。
なお中3の秋に学校推薦が決まった後からは、「スマイルゼミをまたやりたい!!」と言うのでスマイルゼミに回帰しております。
楽しく学習をつづける♪っていう意味では、タブレット教材=スマイルゼミは強いと思います。

高校受験を終えてから、もう一度小学生時代の通信教材を一通り振り返った記事もあるので、よろしければそちらもご覧ください。

この記事が、教材の口コミ情報のひとつになれたら嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました。

小学校生活を終えて、タブレットと紙教材、試した教材のなかで結局なにが、どのような点でよかったか、悪かったのかというのも総括しています。

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