神奈川県公立入試の合格発表も終わり、いよいよ駆け足で入学準備をする時期となりました。
中学生まではスニーカーで登校していた生徒さんも多いんじゃないでしょうか?
我が家はそうでした。
制服だ鞄だとあれこれ揃える中、学生靴も買わなければならないもののひとつ。
学校推奨品はあるけれど、ローファーという指定以外に合皮(合成皮革)か本革かは各自の判断に任されています。
本革にすべきか? 合皮にすべきか?
何を基準に選んだらいいかを考えていきます。
学生靴の選び方 本革と合成皮革、どっちがいいか?
まずそもそも、本革と合皮にどういう特性の違いがあるか?という点をみていこうと思います。
本革の特性
本革の靴は、放熱性、放湿生に優れています。
つまり、ムレにくい!
それから、履いているうちに足の形にあわせて伸びてきてよく馴染みます。
最初は少し窮屈に感じることはあっても、きつく感じるほどの窮屈さでなければ履いているうちに少しずつ馴染んで、ジャストフィットな靴へと変わっていきます。
合皮よりも値段が高いですが、丈夫で長く愛用できます。
……ちゃんとお手入れをすれば!
学校から帰ってきたら乾いた雑巾などでさっと拭く、週に何日かはつや出しを塗る。
大した手間ではないのですが、高校生には案外手間でできない子が多いかも。
でも、その作業をきちんとすれば綺麗な状態で、合皮よりも長く履くことができます。
合皮の特性
合成皮革は文字通り人工皮革です。
特徴としては、さして手入れを必要としないことが挙げられます。
そのかわり、耐久性は本革に劣りますので、本革の靴と違って高校在学中に買い換えが発生する可能性が高いです。
それからもうひとつ。
本革との一番の違いは、伸びて足に馴染んでくる、という課程がありません。
ですから、買う時の試し履きできちんと足にあったものを選ぶ必要があります。
合皮のデメリットをカバーする方法 サイズを微調整するには?
合皮は足に馴染んで伸びてはこない。
ということは購入の時点で、きちんと足にあった靴を選ぶ必要があります。
(本革でも足に合ったものを選ぶのはもちろんですが、本革ならばキツくない範囲でキュッとフィットしたものを選ぶくらいでも足の形にあわせて伸びてくるので)
きちんと足にあった、といっても24cmの靴だと窮屈だけど、24.5cmの靴だとちょっと緩い気がする、なんてことありますよね。
そんな時には中敷きで調整します。
画像は我が家が購入した中敷きです。
少しゆるめの靴に、この中敷きクッションを敷くことで足にぴったりフィット✨
この中敷きのいいところは、0.5~1mm単位で厚さの違う商品がある点です。
ムスメは最初5mmから試し、3mmのものが一番ぴったりちょうどよく履ける!ということで3mmを購入しました。
これで、合皮の『足に馴染んで伸びてはこない』という点をカバーできちゃいます!
ちなみに制服の採寸に行くとそこで学生靴を一緒に購入することもできますが、こういう中敷きなどを試しながら購入できるという点で、初めてローファーを購入する時は靴屋さんで買うのがいいんじゃないかなと思います。
本革、合皮共通の注意点
本革、合皮の共通の注意点として
水濡れに弱い
という特性があります。
どちらを購入しても、靴が濡れてしまった時には乾いた雑巾などできちんと拭いておかないと、あっという間に靴が傷んでしまうので、そこはよくよく言い聞かせておく必要がありますね。
(我が家は親が拭いて置いてあげる、なんてことはしないのでw)
価格の違い
本革と合皮の違いを見てきましたが、実際問題価格にどのくらい差があるのでしょうか?
学生靴、ローファーの定番HARUTAの靴で比較してみると合皮で6000円前後、本革で8000円前後です。
履き心地サイズを微調整したい場合は、ここに中敷きの500円前後が加算されてきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
合皮と本革での価格差がだいたい2000円差ですから、足のサイズが変わらない前提で考えると本革をきちんと手入れした方がコスパがいいのは確かだと思います。
ただ、親がマメに靴の手入れをしてあげるか、子どもが帰宅したら靴を自分できちんと拭くなど一定のケアが必須。
うちは無理だなという判断のもと、合皮のローファーを購入しました。
ネットで探せばもっと安いお店はありますが、最初のローファーは靴屋さんで試したり、中敷きで調整したりしてのほうが無難じゃないでしょうか。
なお、靴屋さんに行く時は「通学する時と同程度の厚さの靴下を履いているか確認する」というのをお忘れなく。
うちはそこを忘れていたので、いったん履き替えさせました笑
楽しく気持ちよく、新入学を迎えたいですね!
読んでくださってありがとうございました。