スマイルゼミ高校生コースについてオンラインセミナーで疑問を解消してきた!

スマイルゼミ高校生講座については、資料請求して下記についてもまとめましたし、

入会ルートによって特典がいろいろだからお得に入会するにはどうするのがよさそうか?
というあたりも下記にまとめたわけですが。

じゃあ、いつから入会したら中学コースの勉強もできて、いつからだと高校講座のみになるの?ってなスケジュール感や、かつて小学生の頃にやっていたのと違うのはどういうところだろう?とか、実際の講座画面で確認したい!

ということで。

スマイルゼミ公式HPで告知されていたオンラインセミナーに参加してきました。

このオンラインセミナーに参加した人のみのお得情報などもあるので、よかったら一度こちらの記事も参照してみてください。

目次

スマイルゼミ高校生講座を始めるには結局いつから申し込み?

では高校コースはいつから申込み可能なのでしょうか?
時期について簡単にまとめていきます。

まずざっと簡単にまとめると。

11月までに開始する場合→中学3年生(現在の自身の学年)コースを受講
 
12月から翌3月まで→高校準備講座(新高校1年生のみ)

 
4月から→高校講座開始(高校1年、2年、3年生)

11月までに開始する場合

11月上旬までに申込みをすると、自身の学年のコース、新高校1年生であれば中3コースを受講となります。

11月に開始した場合、11月分の月額料金が無料となります。

新高校1年生の場合、中学1年から3年までのすべて内容が学習できて、かつ、12月から翌3月までは高校準備講座も追加料金なしでW受講可能です。
 
ちなみに11月回までに受講すると中学生コースから入会なので、高校生コースが開始する前の3月に退会した場合は、タブレットの解約料金はかからないとのことでした。
11月までは普通に中学3年コースで、高校講座は受講しません!ってだけだからですね。
もちろん高校コースにあがってから解約する場合、6ヶ月以内、12ヶ月以内それぞれ通常通りのタブレット料金追加請求が発生します。

受講料や解約料金発生については、こちらの記事に記載してあるので気になる方はどうぞ。

12月以降3月までに開始する場合

新高校1年生が中3の12月から翌3月までに受講を開始すると、高校準備講座を受講となります。
初月の月額受講料が無料です。
なお12月から翌3月までは高校準備講座だけでなく、スマイルゼミの中学1年から3年までの講座内容をすべて受講可能です。

11月までに受講を開始した中学3年生と大きく違う点は、退会する場合のタブレット料金について。

12月からスタートした場合は、中学3年生コースでなく、高校準備講座、高校生コースへの入会と見なされます。
そのため新学期に準備講座から高校生コースに切り替わる際に退会すると、通常通りのタブレット料金精算が発生します。

退会する場合のタブレット料金については、下記記事に詳細記載があるので、よろしければどうぞ。
要は入会してから無料体験期間を経過して以降、1年以内に退会するとタブレット料金を追加請求されるよ、というお話しです。

4月の新学期から受講したい時

スマイルゼミも新学期は4月開始です。
ですから、高校1年生から3年生まで、すべてその学年該当の講座がスタートするのは4月。
それにあわせて入会したいということであれば、通常3月下旬申込みとなります。

もっとも高校生コースは何年生でいつ入会しても3学年分の学習すべてを受講可能なんですけどね。

2023年の新規開講については、高校2年生、3年生の受付が2/18~となっており、4月を待たずに配信開始もありそうです。
3月になると新年度の申込み殺到シーズンで、過去タブレットの発送までに通常よりも少し時間が余分にかかったという覚えもあるので、受付開始したら早々に申込みしちゃうというのもいいですね。

同じ入会するなら特典つけてお得な方が嬉しいと思うので、早めにどんな特典があるかなどは確認して、比較検討するといいのではないでしょうか?

新入試システム・共通試験に対応!

スマイルゼミは2025年度から実施される大学入試共通試験に対応しています!

逆にいうと2024年までの大学入試センター試験には対応していません

もっとも、学力をつけるという意味ではそう大きな問題ではないようにも思えますが、傾向を徹底的に読んで……というようなことには物足りないですね。

ただ、オンラインセミナーの解説員の方もおっしゃっていたのですが、結局のところきちんと基礎からその単元分の学習をしておかなければいけないという部分は変わらないので、きっちりやりこめばセンター試験に特化した対策でなくてもいいのかも?

スマイルゼミ高校生コースで東大合格は可能なのか?

スマイルゼミ高校生コースの受講で、東京大学大合格は可能ですか?

と質問していらした参加者さんがいらっしゃいました。

スマイルゼミの料金と塾や予備校の料金を比較して考えたら、スマイルゼミだけで東大合格してくれたらお得すぎる……

まず、スマイルゼミ高校生コースの特徴のひとつにAIコーチがその子に合った学習カリキュラムを組んでくれるというのを以前の記事で書きました。

で、このAIコーチにカリキュラムを組んでもらうにあたって、平日はどのくらい学習時間が取れるのか、土日はどのくらい学習できるか、など、受講者自身が入力していくんですけどね。

その基本情報のひとつに、目標とする大学のレベルを入力するというのがあります。
現時点で志望校が決まっていない人は、とりあえずの目標という意味での設定でもいいそうで、あとからいつでも変更可能な項目です。

この志望校の大学レベルなのですが、下記4つの中から選択します。

・最上位国公立大学またはそれ以上
 
・難関国公立や難関私立大学
 
・名門私立大学医療系専門学校
 
・一般私立大学短期大学

 

東大ならば、一番上、最上位国公立大学またはそれ以上をセレクトってことになりますね。
基本的に、特定の大学専用の演習や過去問には現時点では対応していないようなんですが、2025年からセンター試験ではなく共通試験に変わることで、大学の二次試験なども傾向などが読めないくらい大幅に変わる可能性もあり、広く対応できるよういろんな大学の過去問などから受験生が困らないレベルまで引き上げられるだけのカリキュラムは用意してくださっているようでした。

解説員の方もおっしゃっていたんですが、スマイルゼミがどれだけ素晴らしかったとしても

勉強しなければただの機械です

というのは名言だと思いますw

実際、説明を聞けば聞くほどよく出来てるなぁと思ったのですが、結局それをどのくらいちゃんとやるかってところが問題ですからね。
ムスメにもぜひ頑張ってほしいです。

小学生コースのようなゲームアプリはついてくるのか?

スマイルゼミの小学生コースは、子どもがちゃんと勉強すると親が設定した時間分だけスマイルゼミに配信されているゲームアプリで遊べたりしました。

このゲームがよく選ばれていて、過去そのあたりに触れたこともありますが。

スマイルゼミの中学生コースからは、ゲームなどのお遊び的なものは入っていないそうです。

その代わり、Androidモードへの切り替えが出来て、ネット検索したり、好きなゲームをしたりは出来るんだとか。
もっとも、スマイルゼミを立ち上げてもすぐにAndroidモードが起動できるわけではなく、親の方で起動できないようも設定できるんだそうです。
高校生ともなればスマホを持っている子のほうが多いので、敢えてスマイルゼミのAndroidモードで遊ぶぜ!って子は少なそうな気がするけどどうだろうか🤔

スマイルゼミの講座をスマートフォンでも受講できるか?

高校の通学で電車通学などがあると、ラッシュ時は無理だとしても移動時間を勉強にあてられるのはいいですよねぇ。
ましてや、スマイルゼミには暗記カードのモードもついているのだから、そういうのや短時間講座などをちょっとした時にできたら便利、しかもそれがスマートフォンで出来たら超便利!!ですよね。

結論として現状はスマホでの受講はできないそうです。
一部講義だけ、もしくは一部機能をスマホで……も無理。

よかったらスマイルゼミのタブレットを持って行ってください、とのことでしたが、ラッシュの電車で学校のタブレットとダブルで壊されたら目も当てられません

ここはぜひスマイルゼミに頑張っていただいて、一問一答などはパスワードなどのログイン制、またはアプリを開発し、スマホでも一部機能は使えます!となって欲しいところです。

中高一貫校や三学期制でない学校のカリキュラムに対応しているか?

スマイルゼミ高校生コースは、入会時から3年分のすべてのカリキュラムが受講可能で、その学校の進度などに合わせて進めることができるので、中高一貫校の高校生が受講するのでも問題はない。

のですが。

中高一貫校では、中3で高校の学習が始まってしまうので、そうなると中3の子がスマイルゼミ高校生コースに高1として申し込む必要が出てくるんですよね。
ただ、これには問題があって、中3で高1コースに入会すると、高2で3年間経過して受講期間が終わってしまうんですよ。
セミナーではここの部分、高校コースを4年間受講するというのはできないような説明がありました。
このあたりも、スマイルゼミの中学コースと合わせて今後改善されると嬉しい人が多そうな要素ですよね。
これまでは高校生コースがなかったから、中学講座だけです、だから中高一貫校には対応していません、でよかったけれど、高校生コースもできたわけですし。
今後に期待です!

では、二期制など三学期制以外の学校の場合、いわゆる季節講習=春期講習、夏期講習、冬期講習の時期には授業があったりして、スマイルゼミの受講量が増しマシになってしまうとちょっとキツイのでは? そもそもそのタイミング自体は合わないのでは? という心配があるわけですが。

こちらにも対応はしていないそうで、受講する側で調整するしかないそうです。
例えば、二期制の学校で秋休みがある場合。

秋休み用の季節講習配信はない間、どうしたらいいか?

私はAIにお任せして、1日の学習時間設定を変えて凌ぐしかないんじゃないの?と思ったのですが、スマイルゼミの解説員の方は定期テスト対策を使うという方法をおっしゃってました。

実際にはテストは行われないわけですが、復習したい単元や苦手な単元を仮の試験範囲と設定して、いろいろな問題に取り組むという方法です。
それ以外にも暗記カードや一問一答もあるので、確かにやること自体は困らなそうです。

しいて言うなら、やはり三学期制でない子たちは休みでない時期に、季節講習の学習が加算されてくるわけで、日々の勉強のやりくりが大変かもしれないなって感じですね。

このあたり、スマイルゼミの中学コースで三学期制じゃない学校に通っていた子たちも同じ問題に直面したんじゃないかと思うので、どのように凌いでいたのか、お話しを聞いてみたいものです。

スマイルゼミ高校生コースは教科書準拠のカリキュラムか?


チャレンジタッチにしろスマイルゼミにしろ、たしかに入会して教科書設定とかしたような気がする

スマイルゼミ高校生コースは、その学校ごとの教科書に即した内容での配信なのか?

確かに定期テスト対策と言われても教科書が違ってたらダメなんじゃないの?
大丈夫?

って思いますよねえ。

スマイルゼミは一部教科=英語とかは教科書準拠の内容で、それ以外はすべて内容に即した単元分けされた講座になっているんだとか。
まあ、確かにある程度単元分けされていたら、数学なんてその教科書の単元の講座を選んで学習すればいいですもんね。

定期テスト対策では試験範囲の設定をすると、それにあわせた対策問題が表示される仕様だそうで、教科書何ページから何ページがテスト範囲、という設定はできないけれど、こことこことこの単元が今回の試験範囲という入力をして乗り切るということですね。

このあたりはムスメの受講が開始したら、もうちょっと掘り下げてみたいところです。

高校講座で中学生の学習範囲を振り返りできるのか?

高校準備講座から入会すれば中学3年間の講座を受講できる。
では、高校コースが開始したあと、中学講座を受講できるのか?

これは、できないそうです。

でも、高校の学習の多くは中学までの積み重ねの先にあるものですよね。
中学の範囲の理解が足りないと、その先には進めません。

どうするか?

苦手な子には、中学生の頃の学習範囲を振り返れるカリキュラムがちゃんと表示されるそうです。
さすがAIコーチ!

まあそれも、きちんと日々学習に取り組んで、AIが、あれ?この子苦手用の講座必要じゃね?って判断してくれないといけないわけですが。

わかったつもりになって進めてたものとか、高校で代数幾何、基礎解析、微分積分となってくると、あれ?ということもでてくると思うので、このあたり、いざという時ちゃんと中学の内容にも立ち戻ってくれるのは心強いですね。

思考力・判断力についてはどのように力をつけていくのか?どのような対策がされているか?

過去、タブレット教材のデメリットについて書いたこともありましたが、タブレット教材では選択問題において、「これを選んで違ったんだから、こっちが正解なんだろう」という考え方で問題を解いてしまうことあり、そのせいで充分身につかないケースもある、というのを書いたことがあります。

中学生、高校生ともなれば、間違えたら間違えた理由をきちんと確認して学習できるだろうとは思うのですが、『選択』でなく『記述』で問題を解いていくような力をつけることは可能かという点は結構気になります。

お尋ねしたところ、自身で計算したりして答えを求め、それを記述させる問題』も充分にあるとのことでした。

それを踏まえ、2025年から始まる大学入試共通テストで求められる『思考力、判断力、表現力』について質問した方がいらっしゃいました。

新入試システムに対応しているとのことだが、どのように思考力や判断力をつけるんですか?

まあ、確かに。
漠然としていてイメージしにくいです。
セミナーでは、即答ができないので後からメールにて回答します、とのことだったのですが、その回答がきたので以下に転記します。

【英語】

読解講座ではメール文や表、レシピなど、リスニング講座では「イラスト問題」「講義を聞いて答える問題」など、英語のさまざまな使用場面を想定した問題を用意しています。
文法を意識した盤石な基礎力を付けたあと、実際にメール文や資料などから正確に情報を読み取る判断力を養い、様々な問題形式に触れることで、実践力を身につけていきます。
ライティング講座では、基礎的な表現を学んだ後、自由英作文で自分の意見や考えを英語で発信する講座を用意しています。さまざまなトピックに触れ、英語で考える思考力を養います。

【数学】

思考力を養うために、単に公式をおぼえて「公式をあてはめて解く」のではなく、「なぜそう解くのか」「その公式はどのように導かれるのか」ということを意識して学習できるように、解説の内容を工夫・充実したり、定理や公式の解説動画、対話型ワークを取り入れております。

【国語】

さまざまな読解問題が用意されており、古文、現代文ともに複数のテクストを関連付けた講座を用意しています。
例えば、現代文では論理的な文章や文学的文章だけでなく、図表やグラフ、法律条項などを扱う講座から、資料を比較する思考力、正答を導く判断力を実践的に学習できるようになっております。

【理科】

入試で「思考力・判断力」として問われる「初見・未知の現象や日常生活で見られる現象を、教科書範囲の内容に落とし込んで解く」問題に対応するために、通常講座では導入部分に体感ワーク・アニメーション・解説授業を用意しております。
いずれも単純な知識の羅列・確認ではなく「何故そう考えるのか」の原理や思考に至る部分までカバーしており、単元も細かく分かれて進めるので、無理なく本質的な考え方を身に着けることができます。

【社会】

社会科における「思考力・判断力・表現力」は、社会的事象の考察から課題を把握して、その解決に向けて構想(選択・判断)する力および考察したことや構想したことを説明・議論する力などを指します。
この資質能力を育むために社会科全般としては「多様な資料を含む設問の出題」や「資料から考察したことを表現することを求める設問の出題」をおこなっています。
インプットのアニメ動画では、学習内容における中核的な問いから始まるストーリー構成にすることで、お子さまが仮説を持って様々な社会的事象の因果関係や関連性を主体的に思考しようとする癖を自然と身につけられるようにしています。
また、従来のような選択問題や担当形式の出題だけでなく論述式の設問も出題することで、問いの趣旨を正確に思考・判断する力や自らのことばで説明する表現力を養うことができるようにしています。

以上が回答です。

ぶっちゃけ思考力はちゃんと問題にたくさんあたれば、考えさせる問題を用意してくれさえすれば積み重なっていくんじゃないかなと思うんですよね。

しいて言うなら、国語の抜き出しなどの記述。
これがどこまで対応できるのか、子どもの採点に一任されるのか、それとも自動採点されるのか、タッチペンによる文字認識は大丈夫だろうかってあたりが気になりますかね。

まあ小学校の時でもたまに認識がうまくいかなくて、子どもが「もおぉぉぉ!!」ってなっていたことはありましたが、あれから何年か経過しているし、そのあたりは大丈夫かな。

オンラインセミナーは参加の価値あり!

このほかにも様々な質問が出ていて、かなり有意義な時間となりました。

気になる!という方はスマイルゼミ公式HPで随時告知されているので、1度オンラインセミナーに参加してみるといいと思います。

オンラインセミナー限定特典もあるし。

うちはもうスマイルゼミを受講することは決めていますが、迷っている方は高校生コースは当面体験会はないそうなので、まずはオンラインセミナーで実機の様子を見て、解説を聞くのがわかりやすいです。

タブレット教材そのものを受講したことがない!という方なら、中学コースの体験会に行って、実機に触って画面の感じなどを確認するというのもいいかもですね。
高校コースは中学生コースの内容と被っている機能も多いようなので、かなり参考になると思います!

この時期、おそらく早めに受験を終えた私立推薦組をメインターゲットにしてるのかな?というお知らせをちらほら見かけるんですが、進研ゼミにしろZ会にしろ、問題集プレゼントとか、高校講座が始まる前の受講料は無料!とか結構太っ腹なキャンペーンをやっているようです。
いったんあれこれ資料請求だけしてみて、比較するのもありじゃないでしょうか。
紙の教材のほうがいい!って子もいますしね。

引き続き、スマイルゼミが届いたら、また内容などをお知らせしようと思います。

読んでくださってありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次