追記*現在本記事で取り上げているZ会タブレット講座は新規募集を終了していますが、今後タブレット教材を比較検討する時にそういう違いがあるのかってな参考にはなるかもしれません*
前回、前々回で2回、Z会タブレットとスマイルゼミを比較してきましたが。
スマイルゼミ発展コースとZ会タブレット講座の比較 前編 ~基本項目の比較おさらいと親への通信比較~
スマイルゼミ発展コースとZ会タブレット講座の比較 中編 ~国語と漢字書き取りを比べる~
今回は英語を中心に、比較のまとめをします。
英語はスマイルゼミがいい!
いきなり結論から入ると、英語についてはスマイルゼミに軍配を上げる!
ただ、多分このふたつの教材、目指している方向が違っていて、スマイルゼミは聞く・話すが中心、Z会は聞いて話すけど、書くことにも結構比重を置いているのかな、と。
だから、単純に比べるのは難しいとは思うのですが。
まず聞く、話すについて。
スマイルゼミでは、単語を聞くと共に、視覚化して、音の強弱というか高低を表示してくれます。
お手本がピンクで表示。
お手本を聞いた後、子どもが実際に発音すると。
水色で表示。
どのくらいお手本に沿っていたのか、どの部分が悪くてパーフェクトにならないかというのが一目瞭然。
Z会も同じように単語を発音して、それを真似るというのはあるんだけど、発音して、TRY AGAIN と表示が出ても、どの辺が悪かったのがわかりにくい。
そのあたり、スマイルゼミはよくできてるなぁと思うのです。
そして、Z会が重視していると思われる、『書く』について。
書くことに比重を置くことはいい。
でもさ、こんな線で結ぶような問題まで、子どもに判断させて○付けさせる意味ある?
正しく線で結べた時点で、正解!ってすればいいのに。
記述に拘ります!って拘り間違えてると思うんだけど。
算数はさすがのZ会
算数は、Z会の方が構成が巧い!
音声の説明でサラっと流すことなく、考え方もうまいこと問題に組み込まれてます。
で、割とさくっと応用問題になっていくので、思考力は養われると思う。
まとめ
理科や社会は特別どちらがいい!というほどの差は正直なかったです。
強いて言うなら、スマイルゼミの社会で、方位磁針を使って町を探検する問題はちょっと面白いと思ったかな。
ということで、結論。
ひとつのテーマに対して
スマイルゼミは、
基礎→基礎→基礎→応用
Z会は、
基礎→基礎→ややひねり問題→応用
と進むイメージ。
どちらも私立受験には対応していないのは知っていましたが、「公立中高一貫受験に対応していますか?」と質問してみたら、
Z会は「対応しています」
スマイルゼミは「対応していません」
との返答。
Z会が基礎を蔑ろにしているわけではないけれど、基礎を重視するならスマイルゼミ。
応用力を求めるならばZ会なんだろうな、と。
ただし、Z会タブレットは基本的な文字認識の問題や、なんでもかんでも記述に拘っているあたり、改善すべき点がまだまだありそう。
Z会教材を求めるなら、2016年度はまだ紙教材を勧めます!
おまけ
スマイルゼミは、子どもがすすんで勉強に取り組むような工夫がいくつか見受けられます。
まずは、
学習をすると得られる☆。
この☆をたくさん得られると、親が設定した時間だけアプリなどで遊ぶことが出来ます。
アプリは。
割と種類がある上に、時々入れ替わるので子どもは飽きずに遊びます。
それから、学習に取り組んでいると時々ランダムで、カードの選択画面が表示。
選んだカードをゲット!
たくさん取り組んでカードを集め、コンプを目指します。
これが地味に子どものコレクター魂に火をつけまして、学習意欲に繋がってます。
これ以外にもアバターを作成して、好きな服や髪型を設定できたり、たくさん学習すると翌月そのアバターが表彰されて、限定の髪型や小物、服などがゲットできたり……etc
子どものツボをよく心得てるなと感心×∞(*´∀`*)
と、ここまでZ会タブレットとスマイルゼミの比較をしてきました。
タブレットでこのふたつを比べるならば、今はまだスマイルゼミを薦めます。
スマイルゼミのお試しを始めて、ざっと2週間。
このままスマイルゼミに乗り換えるつもりでした。
が。
今日たまたま出掛けた先で、チャレンジタッチの体験会をやっていまして、チャレンジタッチハイブリッドを試しまくって、質問しまくってきたんですよ。
もちろん、ムスメも一緒だったので実機で学習して貰ってみました。
結果。
チャレンジタッチハイブリッドに入会しました!
せっかく買ったiPadを使いたかったから。
ってわけではもちろんなくて、いくつかそれに決めた要素があったので、それはまた後日、このブログで書きます(`・ω・´)