母子家庭でも私立高校に進学できるか? 2. 要返済の貸付金(無利子)

公立しか考えてこなかった我が家が、とても好みな私立高校に出会って資金をどうにかできないものか🤔と検討しはじめたお話、第二弾。

前回は返済不要の支給金について調べましたが。

今回からは返済の必要な貸付金について調べていこうと思います。

目次

母子家庭で借り入れが必要になったら最初に確認したい!母子父子寡婦福祉資金貸付金制度

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度。

ご存じでしょうか?
内閣府のホームページに掲載されています。

『20歳未満の児童』を扶養している配偶者のない女子または男子、寡婦等が借り入れできる制度です。

借り入れ用途が割と多岐に渡っていて、下記がその一覧になります。

・事業開始資金
・事業継続資金
・結婚資金
・技能習得資金
・修業資金
・就職支度資金
・医療介護資金
・生活資金
・住宅資金
・転宅資金
・就学支度資金
・修学資金

今回は子どもの進学のためのお金の借り入れなので、

  • 就学支度資金
  • 修業資金

このふたつが該当します。

就学支度資金

用途

就学、修業するために必要な被服等の購入に必要な資金。
小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、大学院及び専修学校の入学に必要な授業料等の資金。

これはあくまでも『入学前に支払うお金』が対象だそうです。
なので、入学前に学校指定のタブレットを購入する、とか、最低限の制服を購入する、とか、合格したらすぐ払う入学金などが対象になってきます。
洗い替えにブラウスは2枚必要よね、と思っても、そういう分は却下。対象外。
あくまでも最低限が対象。

ムスメの希望する私立高校は、学校で使う教科書などのお金は入学後=通学を開始して以降に支払いがあるそうで、そのような入学後の支払いには適用できないとのことでした。
初期費用としてかかるからいいのでは?と思いましたが、そういうものでもないらしい。

借り入れ限度額

小学校64,300円
中学校81,000円
高校(公立)150,000円
高校(私立)410,000円
高等専門学校(私立)410,000円
短期大学・専修学校(私立)580,000円
大学(公立)370,000円
大学(私立)580,000円
大学院580,000円
 
私立高校への進学に際して借り入れる場合、41万円が上限ですね。

金利

無利子

なんと金利がかかりません。
ワタシが真っ先に『母子父子寡婦福祉資金貸付金制度』を検討すべき!と思うポイント。
大きな額の借り入れだからこそ、金利がかからないのはすごく助かります!

据置期間

卒業後6ヶ月。
*小学校の場合は中学卒業後

据え置き期間とは、返済を開始するまで待ってくれる期間のことです。
それが、卒業後6ヶ月。卒業して6ヶ月経ったら返済開始となります。
在学中に返済とならないのは助かるぅぅ~!
ちなみに返済期間は10年以内。
私立高校で使える枠MAXの41万円を借り入れたとして、10年かけて返済した場合、月々の支払いは約3417円となります。

連帯保証人

原則不要。
ただし、借り入れする親自身の状況によって保証人が必要な場合もあるとか。

実家の両親が健在だとか、兄弟がいるとか、元配偶者にお願いできる…etc そういう保証人をお願いできそうな人がいればいいけれど、難しい場合、『保証人不要』ってすごく助かりますよね!
 
なお、高校の就学支度資金については、扶養者自身が契約者となり、子どもは連帯債務者となります。
つまり、親がポックリ逝っちゃったら子どもに債務が移ります。

相談窓口

最寄の地方公共団体の福祉担当窓口。
まずは住んでる地域の区役所、市役所に電話をしてみるといいです。

注意点

一般的に入学金の支払いって併願の公立高校の合格発表まで待ってくれるケースもあると思うのですが、そうでなければ合格発表→入学手続きの時に入学金支払いという流れで、あまり日数の猶予がないですよね。
で、入学手続きをして合格証が発行される、と。

この『就学支度資金』、手続きに合格証が必要になります。
つまり、いったんは親が立て替えて学校に支払い、あとから口座に振り込まれるシステム。
担当の方が言うには、その間ざっと2ヶ月。
もっと早くして欲しい😱

大切なことは、窓口で事前に相談をしておくこと。
その際には入学時にかかる費用の細かい内訳書を持って行ったほうがいいです。
内訳書は、制服なら『制服』でなく『ブレザー』『スカート』『ブラウス』……というような細かい内訳まで必要で、学校が発行した書面でないと駄目だそうです。
もっとも、相談の段階でならそこまでのものは求められないと思いますが、一応参考までに。
そういう書面があれば、どれが対象となり、どれが対象とならないのかという具体的な話しができます。
事前に担当の方によくよく話しをお伺いしておいて、合格証をゲットしたら速やかに手続きに行くのが大切ですね!

修学資金

用途

高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院又は専修学校に就学させるための授業料、書籍代、交通費等に必要な資金。

いわゆる入学後にかかるお金ですね。
ムスメの志望校は入学後に教材費の引き落としがあるので、これが対象となるのはとても助かります。

借入限度額

神奈川県のホームページに書かれている情報を掲載すると。

月額
高校(公立)18,000円(27,000円)
高校(私立)30,000円(45,000円)
高等専門学校(私立)32,000円(48,000円)
短期大学(私立)62,330円(93,500円)
専修学校(私立)59,330円(89,000円)
大学(公立)47,330円(71,000円)
大学(私立)72,330円(108,500円)
大学院(修士課程)88,000円(132,000円)
大学院(博士課程)122,000円(183,000円)
※()書きは限度額。特に必要と認められる場合に限り、限度額の上限まで貸付可。

私立高校の場合、基本的に月に3万円まで。特に必要と認められると4万5000円が限度額となるんですね。

金利

無利子

こちらも就学支度資金同様、金利がかかりません。

据え置き期間

卒業後6ヶ月。
こちらも就学支度資金同様ですね。

連帯保証人

借り入れする親自身の支払い能力=収入状況によって保証人が必要な場合があるが、認められれば不要。
就学支度資金と同様です。

相談窓口

同じく、最寄の地方公共団体の福祉担当窓口。
就学支度資金と一緒に相談するといいですね。

注意点

後日追記

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度まとめ

無金利で、なんなら保証人なしで借りられて、卒業までは(←留年とかは駄目だけど)返済しなくていいというのはすごく助かります。

非課税世帯だと、給付型の奨学金や無利子の貸し付けの選択肢がもうちょっと増えてきます。

ある程度志望校が定まったら、その学校の費用がわかる書面を持って窓口に相談に行くと、借り入れ可能な費目や、保証人が必要かどうかなどもわかります。
窓口なら、公的な借り入れや奨学金など検索で調べきれない情報なども教えてくれますし。

しいて言うなら、平日役所のあいている時間に窓口に行くのが働いている身には結構ハードルが高いかな。
でもやはり、早い段階で窓口に行って確認するのがベストだと思います。
特に8月は児童扶養手当の現況届けで役所に足を運ぶこともあると思うので、それを平日にして、担当窓口にも寄って相談してくるのがいいかも。
(自治体によっては土曜開庁していますが、その時に奨学金や貸し付けについて相談できる窓口も開いているかは事前確認必須です。児童扶養手当の窓口とは異なるので)

我が家は就学支度で借り入れるが41万円におさまるのかがポイントですかね。
おさまるなら、もうそれ以外の借り入れは検討しなくていいですし。

そもそも神奈川県は高校進学にあたって支給されるお金が結構手厚いので、そのあたりをきちんと確認しておいて、神奈川県内の私立高校にしぼって考えればよかったのですが後の祭り😅

でも、この母子父子寡婦福祉資金貸付金制度を使えばなんとかなりそうな気がしてきました!

支給されるまでの2ヶ月というタイムラグ。
ここをどう乗り切るか。
つなぎ資金融資も視野に入れておいた方がよさそうです。
次回はいわゆる教育ローンなどについて調べていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次