近道なので、会社帰りにデパートの食品フロアを通り抜けることがしばしば。
今日はその帰り道で、こんなお菓子を見つけて、つい買っちゃいました。
風船わらび餅
夏祭りのヨーヨーみたいで可愛い(*´∀`*)
オレンジ色のがマンゴー味で、水色がソーダ味だそうです。
ピンポン玉より1まわり大きいくらいの大きさで、1つ150円也。
そういえば、子どもの頃はこういう風船型のアイスがあったような気がするけれど、最近は見ないなぁ。
風船アイスは、風船のゴム口からチュウチュウ吸うようにして食べたような、違ったような。記憶が遠くて、かなり曖昧。
わらび餅は、まさかチュウチュウ吸わないよねぇ?
ところで、わらび餅って
わらび餅とくず餅、いつもなんとなく頭の中でごっちゃになっちゃいます。
えーと、どっちかが山梨土産で有名な信玄餅だよね?って調べたら。
信玄餅は求肥でした。
求肥とは。
蒸したもち米を搗くことで粘りを出す餅に対し、求肥は粉にしたもち米に水と砂糖を足して火にかけて練ることで粘りを出す。餅は冷めると硬くなってしまうが、生地粉に対して大量の砂糖や水飴が使用されているため(白玉粉または餅粉1に対して砂糖2、水飴1の配合が多い)、糖のもつ保水性により製造してから時間が経過しても柔らかく、食べる際の加熱調理が不要である。和菓子やアイス菓子など、常温あるいは低温で食す菓子類に広く利用されている。
あれ?(・_・?)
わらび餅も葛餅も関係なかった。
わらび餅。
デンプンと水、砂糖から作る和菓子。原料としてワラビの根から取れるデンプンであるわらび粉が使われたため、この名がついた。
ってことはつまり、くず餅は。
葛餅(くずもち、くず餅)は、葛粉から作られる和菓子。
だよねぇ。
と思ったら、Wikipediaの説明はこれだけではありませんでした。
関東で言うところの久寿餅(くず餅)は、小麦粉を発酵した物で作り、主に関東地区で食べられている。
また沖縄でのくず餅は葛粉の代わりに芋くずと呼ばれるサツマイモデンプンからつくられる。
Σ(゜Д゜;)
整理すると。
わらび餅 → ワラビ(の根からとれるデンプン)が原料
くず餅 → 葛粉が原料
関東のくず餅 → 小麦粉が原料
沖縄のくず餅 → サツマイモデンプンが原料
なんか思ったより、いろいろあるらしい。
冒頭の風船わらび餅は伊豆のお店らしいから、小麦粉が原料ってことになるのかな?
ということで、おそらく小麦粉でんぷんが原料の風船わらび餅を食べてみることにします♪
ゴムの口からチュー……ではもちろんなくて。
お店の方に、食べ方を訊いたら。
「爪楊枝で突けば、簡単だよ」
と教えて貰ったのでムスメにやらせてみたところ。
「これ風船がパンッッ!!!っていうの? パンッッッ!!って言うんでしょ?」
となかなか突きません。
「いわないから」
「ホント? パンッ!って言わない?」
「中身が入ってる風船だから、パンとか言わないから早くやってみ」
軽く刺しただけで、ゴムはツルンと向けました。
マンゴー味のはうまく写真に撮れなかったので、ソーダ味の画像でw
わらび餅とゼリーの合いの子っていうのかなぁ。
ゼリーを少しもっちりさせたような、水菓子でした。
結構しっかりソーダやマンゴーの味がして、それなりにおいしかったです。
なにより、見た目だけでムスメ大喜び。
ゴムをとるまではビビりまくりだったけどね(* ̄m ̄)
それにしても、わらび餅もくず餅も求肥も、みーんなデンプンってことは、カロリーは?と思って調べてみたら。
餅ではなくて、粉段階でカロリー比較しているデータを見つけました。
葛餅粉 347kcal/100g
わらび餅粉 332kcal/100g
芋デンプン 347kcal/100g
大差なさそうですね。
どう考えても、1人前作るのに粉を100gも使わないでしょうし、水分が8割くらいを占めてそうな気がするから、洋菓子食べるよりは低カロリーで済みそう。
もっとも、砂糖たっぷり練り込んで餅を作って、黒蜜たっぷりで食べると、恐ろしい数値になりそうですが(^^;)
無印良品の手作りキットでわらび餅のセットがあるから、今度は家でムスメと作ってみようかな。
さすがに、風船には入れられないけど。