マリーアントワネット展に行ってきたよ!

六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中のマリーアントワネット展に行ってきました♪

マリーアントワネットといえば

「パンがなければお菓子を食べればいいのにヾ(  ̄▽)ゞオホホホ」

なイメージがあるけど、マリーアントワネット自身はそんなことひと言も言ってないそうで。

まぁそんな彼女の生涯を追う、なんとヴェルサイユ宮殿が監修に入っての企画展です。

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入場料は大人1800円、小学生600円。
事前にはちょっと高めだなと感じましたが、実際見てみたら内容的に全然そんなことがなかったです。

このチケットですが、並ぶとイヤだな……と思って、事前にコンビニで発券して行ったんですよ。
ところがそうして発券していったにも関わらず、チケット窓口でいったん普通のチケットに引き替えなくちゃいけないんです。
前売り券でも同様だそうで、結局並びましたよ、ええ!

無駄じゃない? なんの為の事前チケット??

で、このチケット引き替えで並び、会場の入り口でも多少制限しているので20分ほど並び……。
入場を制限するのは見やすさを考えればいいと思いますが、このチケット引き替え制度は勘弁して欲しいです。

ということで、わざわざ発券してから行くメリットがあまりありません(´・ω・`)

場内に入ってすぐに音声ガイドを借りました。
マリーアントワネット役が女優の花總まりさん。
語り役、フェルセン役ほかには、声優 平川大輔さん。

平川さんの穏やかな声は好きなので、いつもはムスメにだけ借りる音声ガイドを、今回は私も借りました!
パネルに書かれている内容+α の内容と宮廷音楽なんかも聴けるので、よかったですよ♪

当たり前といえば当たり前なのですが、この企画展のターゲット年齢に小学生は含まれてないんですよね。
だから、パネルは漢字だらけだし、内容も大人向けでやや難しい。
音声ガイドも、ムスメには時々難しい部分もあったようですが、理解を助けるのにはよかったようです。

さて、そんなマリーアントワネット展。
最初は関係者の肖像画がずらっと並びます。

マリーアントワネットが生まれ、14歳でフランスに嫁ぎ、子をなして、幽閉、処刑と進むその人生を、絵や彼女の愛した調度品、当時の風刺画などと共にたどって行く感じです。

今回初めて知ったのですが、彼女と彼女のお母さんは日本の漆器が好きだったんだそうですよ。
お母さんが亡くなった時にそのコレクションの一部を譲り受けたそうですが、それはもう見事な品でした。

あんまり日本史との横軸で考えてみたことはなかったのですが、彼女の生きた時代は日本では江戸時代なんですね。
江戸時代の職人さんが作った品々が海を渡ってマリーアントワネットが愛でていたかと思うと、なんかスゴイですよね!

基本的に館内は写真撮影禁止なのですが、一カ所だけ写真がOKなエリアがあります。

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ヴェルサイユ宮殿の中にある、彼女のプライベートスペースを再現したエリアです。
現存していない図書室をバーチャルで見られたりというのも、なかなかよかったかな。

この後、フランス革命が起こり、一家が幽閉、子どもと引き離されて処刑と続きます。
ギロチンのあたりの絵は、ムスメにはちょっとショッキングだったようですが(以前のボルドー展で見た絵よりマシだったと思うんだけど)、概ね楽しめたようです。

ムスメには一応事前に予備知識として、ざっくりマリーアントワネットというのはね、って話をしてから行ったのもよかったのかな。
そういう人がいたんだ、最後には殺されちゃってかわいそうだったな、という感じでムスメの中に残った模様。
これで先々本を読んだり、歴史で習ったりした時に、自分の視点でまた考えていける一助になればなおヨシ!

ま、そんな高尚なものを狙っているわけでもなく、私が見たいものでムスメが興味を示してくれてるものに連れ回してるだけだけどねw

会場を出てみたら、絶景でした!

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総領冬実さんの描くマリーアントワネット。
ものすごく可愛いです♪

↑の漫画はヴェルサイユ宮殿全面協力なのですが、その兼ね合いで宮殿に滞在したそうで。
今日言われているマリーアントワネットやルイ16世に対する誤解と、漫画制作の裏話が書かれていて面白かったです。

↓次に読もうと思ってる本。行く前に読んどけばよかったな。
 

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